私の身体は、遠い遠いご先祖様から受け継いだもの。

ご先祖様の経験が、刻まれた記憶が染みついている。

私一人でどうこう変えることは出来ない。

わたしの雰囲気は、ご先祖様の集大成だ。

いろんな人たちのブレンド。

 

小さい頃、祖母の背中に背負われて、山を見た。

夜、母がわたしを実家に置いて、家に帰ってしまった。泣きながら、行かないで、一人にしないで、と言った。

自分たちの血を分けた、孫。それが私だ。

祖母から見たら、わたしの悲しみは伝わっていたのだろう。

お墓に行くのは、わたしの知っている祖父母だけを敬うものではなかった。

 

辛い思い出があるので、あの場所が嫌いだった。昨日行って見て、印象が少し変わった。

人が少なくなった住宅。もう築何年?60年くらいは経ってるか?誰かが今も管理している。

昔から住んでいる人もいる。それぞれの生活の営みを見て、ほっこりした。

何年も通った道。

いろんな思いを抱えながら過ごした毎日。

バカにされて、でも対処の仕方がわからなかった。人と話すことも出来なかった、中学生のころ。

もう人を信じない、と決めた場所。

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もう、全否定しなくてもいい。

あの頃もわたしは、一生懸命生きていた。

わたしなりに。

祖母の背中で泣いたあの日があるから、愛に気づけたのかもしれない。

あの悲しみが、今のわたしを作っている。

自分で自分を温めることも出来る、と知る。

 

辛いのは、周囲の出来事で自分が振り回されて辛かったのではなく、自分を解放出来なくて、抑えてしまって、それが苦しかったのではないか?

エネルギーを抑えてしまい、しんどかった。

そんな気がする。